無料会計ソフトおすすめ比較10選【2026年版】
はじめに
起業したばかりの個人事業主や、小規模な事業者にとって、会計ソフトの費用は負担が大きいものです。月額数千円のコストを抑えたい、まずは試しに使ってみたい、そんなニーズに応える「無料で使える会計ソフト」が注目されています。
2026年現在、インボイス制度の完全施行や電子帳簿保存法の厳格化により、会計ソフト選びがより重要になっています。これらの制度に対応しながら、コストを抑えたい方のために、無料で利用できる会計ソフトを徹底比較します。
しかし、無料会計ソフトといっても、完全無料のサービスから、無料トライアル期間付きの有料サービスまで、様々な形態が存在します。また、無料プランには機能制限や取引件数の制限があるなど、注意すべきポイントも多数あります。
本記事では、本当に無料で使える会計ソフトから、お試しで利用できるサービスまで、おすすめの10選を徹底比較します。各サービスの無料プランの特徴、使える機能、有料プランとの違いを詳しく解説し、あなたに最適な選択をサポートします。
この記事を読めば、以下のことがわかります:
- 無料会計ソフトの種類と特徴
- 各サービスの無料プランでできること・できないこと
- 無料プランから有料プランへの切り替えタイミング
- 事業規模に応じた最適な選び方
無料会計ソフトとは
無料会計ソフトの種類
無料会計ソフトには、大きく分けて3つの種類が存在します。
完全無料タイプ
このタイプは、一切の費用をかけずに利用できるサービスです。ただし、多くの場合、機能制限や取引件数の制限があります。主に、白色申告向けの簡易簿記機能や、基本的な帳簿付け機能に限定されているケースが多いです。
フリーミアムタイプ
基本機能は無料で利用でき、より高度な機能が必要な場合に有料プランにアップグレードするタイプです。多くのクラウド会計ソフトがこのモデルを採用しており、無料プランで十分なケースも多々あります。取引件数や連携できる銀行口座数に制限があるのが一般的です。
無料トライアルタイプ
有料サービスを一定期間無料で試せるタイプです。通常、30日間〜2ヶ月間ほどの無料トライアル期間が設けられており、期間中は全機能を利用できます。本格的な導入前に、サービスを試したい場合に適しています。
無料会計ソフトでできること
無料プランでも、以下のような基本的な会計処理は可能です。
基本帳簿付け
仕訳入力、現金出納帳、預金出納帳などの基本的な帳簿付けが可能です。多くのサービスで、マニュアル入力による仕訳登録ができます。
簡易的な決算書作成
白色申告向けの収支内訳書や、簡易的な損益計算書の作成が可能なサービスもあります。ただし、青色申告特別控除(65万円)に対応した決算書を作るには、有料プランへのアップグレードが必要な場合が多いです。
請求書発行
一部のサービスでは、請求書の作成・PDF出力機能を無料で提供しています。テンプレートを選んで、簡単に請求書を作成できます。
無料プランの注意点
無料会計ソフトを利用する際は、以下の点に注意が必要です。
機能制限
青色申告対応、消費税申告対応、複式簿記機能などは、有料プランのみの提供が一般的です。事業が成長して、より高度な会計処理が必要になったタイミングで、有料プランへの切り替えを検討することになります。
取引件数制限
多くのサービスで、月あたりまたは年あたりの取引登録件数に制限があります。例えば、「月100件まで」「年1,000件まで」のように制限されており、超過すると有料プランへのアップグレードが必要になります。
サポート制限
電話サポートやチャットサポートが有料プラン限定であることが多く、無料プランユーザーはメールサポートやセルフサポートのみになるのが一般的です。
無料会計ソフトの選び方
無料会計ソフトを選ぶ際は、以下のポイントを確認することが重要です。
1. 事業形態への対応
自分の事業形態に対応しているか確認しましょう。
白色申告のみの方
簡易簿記に対応した無料プランで十分な場合があります。収支内訳書の作成ができるサービスを選びましょう。
青色申告を検討している方
青色申告特別控除(65万円)を受けるには、複式簿記による帳簿付けが必要です。多くの場合、有料プランでの対応になりますが、無料トライアル期間中に試してみるのがおすすめです。
2. 取引件数の見積もり
現在の取引件数と、将来の増加を見積もりましょう。
月当たりの取引件数
現在の取引件数が月50件以内であれば、無料プランで十分な可能性があります。ただし、事業拡大に伴って取引件数が増加することを見越して、少し余裕のあるプランを選ぶのも良いでしょう。
銀行口座・クレジットカードの連携
複数の銀行口座やクレジットカードを使っている場合、それらをすべて連携できるか確認が必要です。無料プランでは、連携できる口座数に制限があるのが一般的です。
3. 必要機能の確認
必要な機能が無料プランで使えるか確認しましょう。
絶対に必要な機能
例えば、請求書発行、見積書作成、経費精算など、自社の業務で必須の機能が無料プランで使えるか確認します。
将来的に必要になる機能
従業員の雇用、消費税申告、決算書作成など、将来的に必要になる機能を有料プランで提供しているかも確認しておくと、乗り換えの手間が省けます。
4. データの移行性
将来的に有料プランや他社サービスへ移行する際、データをスムーズに移行できるか確認しましょう。
エクスポート機能
仕訳データや帳簿データをCSVやExcel形式でエクスポートできるか確認します。同じサービス内で有料プランにアップグレードする場合は、データはそのまま引き継げます。
5. サポート体制
会計の知識がない方の場合、サポートの充実度は重要です。
問い合わせ手段
メールサポートのみか、チャットサポートがあるか、電話サポートが有料プランのみかなどを確認します。
学習リソース
ヘルプ記事、動画チュートリアル、ウェビナーなど、自分で学べるリソースが充実しているかも確認しましょう。
おすすめ無料会計ソフト10選
ここからは、おすすめの無料会計ソフト10選を詳しくご紹介します。完全無料から使えるサービス、無料トライアルが充実したサービスまで、それぞれの特徴を解説します。
1. freee会計(無料トライアル)
freee会計は、日本で最も利用されているクラウド会計ソフトの一つです。30日間の無料トライアルを提供しており、期間中は全機能を利用できます。
概要・特徴
freee会計の最大の特徴は、圧倒的な使いやすさです。会計の知識がない方でも直感的に操作できるUIが評価されています。AIによる自動仕訳機能や、銀行口座との自動連携により、入力作業を大幅に削減できます。無料トライアル期間中は、有料プランと同等の機能をすべて試せるため、本格的な導入前にしっかりと確認できます。
無料プラン内容
- 30日間の無料トライアル
- 期間中は全機能利用可能
- トライアル終了後は有料プランへの移行が必要
- 料金:スタータープラン月額1,980円〜
メリット
- 使いやすさが抜群:会計初心者でも迷わず操作できるUI
- 全機能を試せる:トライアル期間中はすべての機能が利用可能
- 充実したサポート:トライアル期間中もサポートが受けられる
デメリット
- 継続無料プランはない:トライアル終了後は必ず有料プランへ
- データ移行の手間:他社サービスへ移行する場合はデータ移行が必要
こんな人におすすめ
- 会計ソフトを本格的に導入したい方
- まずは試してみてから決めたい方
- 使いやすさを重視する方
2. マネーフォワード クラウド会計(無料トライアル)
マネーフォワード クラウド会計は、1,600以上の金融機関に対応したクラウド会計ソフトです。1ヶ月間の無料トライアルを提供しています。
概要・特徴
マネーフォワードの最大の特徴は、圧倒的な金融機関連携数です。ほぼすべての銀行口座やクレジットカードと連携可能で、自動で取引明細を取得できます。また、個人用のマネーフォワードMEとデータを連携できるため、個人事業主の方はプライベートとビジネスの家計管理を一元化できます。
無料プラン内容
- 1ヶ月間の無料トライアル
- 期間中は全機能利用可能
- パーソナルミニプラン:月額1,078円〜
- 個人事業主向けのミニプランも提供
メリット
- 圧倒的な金融機関連携数:1,600以上の金融機関に対応
- 個人用アプリとの連携:ビジネスとプライベートを一元管理
- 低価格のミニプラン:個人事業主向けの安価なプランあり
デメリット
- 継続無料プランはない:トライアル終了後は有料プランへ
- サポート対応時間に制限あり:電話サポートは平日10時〜18時のみ
こんな人におすすめ
- 多くの銀行口座・カードを利用する方
- 個人事業主でプライベート管理も兼ねたい方
- 金融機関連携で時短したい方
3. 弥生会計オンライン(無料トライアル)
弥生会計オンラインは、税務申告機能に強みを持つクラウド会計ソフトです。2ヶ月間の無料トライアルを提供しており、最長の試用期間の一つです。
概要・特徴
弥生会計の最大の特徴は、税務申告に必要な機能がすべて揃っていることです。税理士事務所での採用実績も多く、専門家からの信頼が厚いサービスです。無料トライアル期間は2ヶ月間と長いため、実際に1ヶ月分の帳簿付けを試すなど、実務的なテストが可能です。
無料プラン内容
- 2ヶ月間の無料トライアル
- 期間中は全機能利用可能
- セルフプラン:月額1,078円〜
メリット
- 長い無料トライアル期間:2ヶ月間と業界最長クラス
- 税務申告機能が充実:税理士も使うレベルの機能
- AI学習機能が優秀:継続利用で自動仕訳精度が向上
デメリット
- UIが少し古めかしい:他のクラウドサービスに比べるとデザインが古い
- 初心者には機能過多:多機能ゆえに初めての方には難しく感じる場合も
こんな人におすすめ
- 税務申告機能を重視する方
- 長めの試用期間で検討したい方
- 本格的な会計機能を求める方
4. YAYOI やよいの青色申告 オンライン(無料トライアル)
YAYOIシリーズは、日本の中小企業に圧倒的なシェアを持つ会計ソフトです。クラウド版とパッケージ版の両方を展開しており、パッケージ版は買い切りで利用できます。
概要・特徴
YAYOIシリーズの強みは、税理士が使い慣れている点です。長年の実績により、多くの税理士事務所で採用されており、税理士にデータをそのまま渡せるメリットがあります。パッケージ版(買い切り)を選べば、長期的には最安値で会計ソフトを導入できます。
無料プラン内容
- 30日間の無料トライアル(クラウド版)
- パッケージ版は買い切り(16,500円〜)
- クラウド版おトクなプラン:月額880円〜
メリット
- 税理士が使い慣れている:多くの税理士事務所で採用実績あり
- パッケージ版で買い切り可能:長期的には最安値
- 初心者向けマニュアルが充実:わかりやすいガイドが好評
デメリット
- クラウド版は機能が限定的:パッケージ版に比べると機能が劣る
- UIが少し古い:モダンなデザインを求める方には物足りない
こんな人におすすめ
- コストを最優先にしたい方(パッケージ版)
- 税理士にデータを渡したい方
- 長期的な利用を前提にしている方
5. マネーフォワード ME(個人事業主向け無料プラン)
マネーフォワードMEは、個人事業主向けに特化した無料版の会計・家計簿アプリです。一定の制限内であれば、完全無料で利用できます。
概要・特徴
マネーフォワードMEは、個人事業主向けに特化したシンプルな会計アプリです。基本的な帳簿付け機能、銀行口座連携、レシート読み取り機能など、必要最小限の機能を無料で提供しています。取引件数に制限はありますが、小規模な個人事業主であれば十分なケースもあります。
無料プラン内容
- 完全無料で利用可能
- 1ヶ月あたりの取引件数制限あり
- 金融機関連携は2口座まで
- シンプルな帳簿付け機能
メリット
- 完全無料で利用可能:月額費用がかからない
- シンプルで使いやすい:必要な機能に絞られている
- 個人用アプリとの連携:ビジネスとプライベートを一元管理
デメリット
- 取引件数に制限:多くなると有料プランへ移行が必要
- 青色申告に非対応:青色申告特別控除には対応していない
- 機能が限定的:高度な会計機能はない
こんな人におすすめ
- 白色申告の個人事業主
- まだ取引数が少ない起業初期
- コストを抑えたい小規模事業者
6.弥生「初心者向け会計ソフト 無料版」
弥生から提供されている初心者向けの無料会計ソフトです。WindowsとMacに対応しており、パソコンにインストールして利用します。
概要・特徴
弥生の初心者向け会計ソフトは、これから会計を始める方に向けたシンプルな設計になっています。仕訳入力、帳簿出力、簡易的な決算書作成など、基本的な機能を無料で利用できます。有料版へのアップグレードもスムーズで、データはそのまま引き継げます。
無料プラン内容
- 完全無料で利用可能
- 白色申告向けの簡易機能
- 仕訳入力・帳簿出力・簡易決算書作成
- Windows/Mac対応
メリット
- 完全無料で利用可能:一切の費用がかからない
- 弥生製品への移行がスムーズ:有料版へデータを引き継げる
- シンプルでわかりやすい:初心者向けに設計されている
デメリット
- 青色申告に非対応:複式簿記機能はない
- 銀行口座連携なし:手入力のみ
- 機能が限定的:基本的な機能のみ
こんな人におすすめ
- 白色申告の個人事業主
- 手入力で問題ない方
- 弥生製品を検討している方
7. ジョブカン会計(無料トライアル)
ジョブカン会計は、勤怠管理や給与計算で有名なジョブカンシリーズの会計ソフトです。1ヶ月間の無料トライアルを提供しています。
概要・特徴
ジョブカン会計の最大の特徴は、同社の勤怠管理・給与計算・経費精算とシームレスに連携できることです。人事・労務系のシステムと連携させることで、給与データの自動取り込みや経費精算の自動仕訳が可能になります。
無料プラン内容
- 1ヶ月間の無料トライアル
- 期間中は全機能利用可能
- ライトプラン:月額1,980円〜
メリット
- ジョブカンシリーズとの連携:人事・労務データを一元管理
- シンプルな料金体系:機能ごとの追加課金がない
- 使いやすいUI:シリーズ共通で学習コストが低い
デメリット
- 単体では機能が劣る:他の専用会計ソフトに比べると機能不足
- 金融機関連携が弱い:対応金融機関数が少ない
こんな人におすすめ
- ジョブカンシリーズを利用している企業
- 人事・労務と会計を一元管理したい企業
- シンプルな会計管理を求める企業
8. GMOかんたんクラウド会計(無料トライアル)
GMOかんたんクラウド会計は、GMOインターネットグループが提供する低価格なクラウド会計ソフトです。30日間の無料トライアルを提供しています。
概要・特徴
GMOかんたんクラウド会計の特徴は、業界最安値クラスの料金設定です。GMOペイメントゲートウェイとの連携に強みがあり、ECサイトやオンライン決済を利用する事業者にとって、売上データを自動的に会計入力できるメリットがあります。
無料プラン内容
- 30日間の無料トライアル
- 期間中は全機能利用可能
- 個人プラン:月額980円
- 法人プラン:月額1,980円〜
メリット
- 低価格:業界最安値クラスの料金設定
- GMO決済との連携:オンライン決済データを自動連携
- シンプルな機能:初心者でも使いやすい設計
デメリット
- 機能が限定的:大規模法人向け機能はない
- 金融機関連携が弱い:対応金融機関数が限定的
こんな人におすすめ
- コストを最優先にしたい方
- GMO決済サービスを利用する方
- シンプルな機能で十分な方
9. Zoho Books(無料プランあり)
Zoho Booksは、インドのZoho Corporationが提供するグローバル対応のクラウド会計ソフトです。年間取引1,000件まで完全無料で利用できます。
概要・特徴
Zoho Booksの最大の特徴は、年間取引1,000件まで完全無料で利用できる点です。多通貨対応とグローバル展開も強みで、海外取引のある企業に最適です。また、Zohoシリーズ(CRM、在庫管理、プロジェクト管理など)との連携も強力です。
無料プラン内容
- 年間取引1,000件まで完全無料
- 多通貨対応
- 基本的な会計機能
- Standardプラン:月額14ドル〜
メリット
- 年間1,000件まで無料:小規模事業者には十分
- 多通貨対応:海外取引に最適
- Zohoシリーズとの連携:ビジネス全体を一元管理
デメリット
- 日本の税務に弱い:日本の税理士には馴染みがない
- 日本語サポートが限定的:英語でのサポートが中心
こんな人におすすめ
- 海外取引のある企業
- 取引件数が少ない企業
- グローバルなビジネス展開をする企業
10. freee「確定申告ソフト 無料版」
freeeから提供されている確定申告向けの無料ソフトです。白色申告に対応しており、個人事業主向けに特化しています。
概要・特徴
freeeの確定申告ソフト無料版は、白色申告を行う個人事業主向けに特化したサービスです。基本的な帳簿付け機能、収支内訳書の作成機能を無料で提供しています。freee会計へのアップグレードもスムーズで、データはそのまま引き継げます。
無料プラン内容
- 完全無料で利用可能
- 白色申告対応
- 仕訳入力・帳簿出力・収支内訳書作成
- PC・スマホ対応
メリット
- 完全無料で利用可能:一切の費用がかからない
- freee会計への移行がスムーズ:有料版へデータを引き継げる
- 使いやすいUI:freee特有の使いやすさ
デメリット
- 青色申告に非対応:複式簿記機能はない
- 機能が限定的:基本的な機能のみ
- 銀行口座連携に制限:一部機能に制限あり
こんな人におすすめ
- 白色申告の個人事業主
- freee会計を検討している方
- シンプルな会計管理で十分な方
無料会計ソフト比較表
| サービス名 | 無料タイプ | 主な無料内容 | 有料プラン料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| freee会計 | 無料トライアル | 30日間全機能 | 1,980円〜 | 使いやすさNo.1 |
| マネーフォワード | 無料トライアル | 1ヶ月間全機能 | 1,078円〜 | 金融機関連携数No.1 |
| 弥生会計オンライン | 無料トライアル | 2ヶ月間全機能 | 1,078円〜 | 最長のトライアル期間 |
| YAYOI | 無料トライアル/買い切り | 30日間全機能 | 880円〜/16,500円 | 買い切り選択可 |
| マネーフォワードME | 完全無料 | 取引件数制限あり | 1,078円〜 | 小規模個人事業主向け |
| 弥生初心者向け | 完全無料 | 白色申告機能 | 要移行 | シンプル設計 |
| ジョブカン会計 | 無料トライアル | 1ヶ月間全機能 | 1,980円〜 | 人事労務連携 |
| GMOかんたん会計 | 無料トライアル | 30日間全機能 | 980円〜 | 業界最安値クラス |
| Zoho Books | 完全無料 | 年間1,000件まで | 14ドル〜 | 多通貨対応 |
| freee確定申告 | 完全無料 | 白色申告機能 | 1,980円〜 | freeeへの移行がスムーズ |
目的別おすすめ
個人事業主(白色申告)向け
白色申告を行う個人事業主であれば、完全無料のソフトで十分な場合があります。
おすすめ:弥生初心者向け会計ソフト、freee確定申告ソフト
白色申告の場合、簡易簿記による帳簿付けと収支内訳書の作成ができれば十分です。完全無料のソフトでも、これらの機能は提供されています。コストを抑えたい起業初期の個人事業主に最適です。
ただし、将来的に青色申告への切り替えや、事業拡大に伴う機能追加を検討している場合は、無料トライアル期間中に有料プランも試してみるのがおすすめです。
個人事業主(青色申告)向け
青色申告特別控除(65万円)を受ける場合、無料トライアルを活用してサービスを比較するのがおすすめです。
おすすめ:freee会計、弥生会計オンライン
青色申告には複式簿記による帳簿付けが必要であり、完全無料のソフトでは対応できません。freee会計は使いやすさが抜群で、会計初心者に最適です。弥生会計オンラインは2ヶ月間の無料トライアルを提供しており、じっくりと試せます。
中小企業向け
中小企業の場合、まずは無料トライアルで実際の業務フローに合うか確認するのが重要です。
おすすめ:freee会計、マネーフォワード クラウド会計
中小企業の場合、従業員数や取引件数が多いため、完全無料プランでは機能不足になる可能性が高いです。まずは無料トライアルを活用して、操作性や機能面を確認し、自社に最適なサービスを選びましょう。
コスト最優先向け
コストを最優先に考える場合、買い切りのパッケージソフトが最適です。
おすすめ:YAYOI やよいの青色申告(パッケージ版)
パッケージ版のソフトは初期費用はかかりますが、長期的には最も安く済みます。16,500円程度の初期投資で、数年間利用できるため、月額コストを考えると最安値になります。
まとめ
本記事では、無料で使える会計ソフト10選を徹底比較しました。
無料会計ソフトには、完全無料のタイプ、無料トライアルのタイプ、買い切りのタイプなど、様々な選択肢があります。自分の事業形態、取引件数、必要な機能に合わせて、最適なサービスを選びましょう。
選び方のポイントまとめ:
- 白色申告なら:弥生初心者向け、freee確定申告ソフトなどの完全無料版で十分
- 青色申告なら:freee会計、弥生会計オンラインの無料トライアルを活用
- 中小企業なら:まずは無料トライアルで比較検討
- コスト最優先なら:YAYOIパッケージ版(買い切り)がおすすめ
- 海外取引ありなら:Zoho Booksの無料プランがおすすめ
最後に、無料会計ソフトは、起業初期や小規模な事業には最適な選択肢です。ただし、事業が成長して取引件数が増えたり、より高度な会計処理が必要になったりしたタイミングで、有料プランや上位のサービスへの切り替えを検討しましょう。
注意点:本記事に記載されている料金プラン・機能情報は2026年2月現在の情報です。各サービスの料金は変更される場合があります。最新の情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
本記事が、あなたの無料会計ソフト選びの参考になれば幸いです。