給与計算ソフトおすすめ比較12選【2026年版】
はじめに
給与計算は、すべての企業にとって不可欠な業務ですが、その複雑さと手間に頭を悩ませる経営者や人事担当者は少なくありません。社会保険料の計算、源泉徴収、住民税、年末調整…これらを毎月正確に計算し、支給明細を作成する作業は、手作業で行うと膨大な時間を要します。
2026年現在、給与計算ソフト選びには以下のポイントが重要です:
- デジタル庁電子申請への完全対応:社会保険・税務の手続きがオンラインで完結
- 年末調整のデジタル化:従業員のスマホ等での申請対応
- 最低賃金の引き上げ対応:2026年度の法改正に自動対応
給与計算ソフトを導入することで、これらの業務を大幅に効率化できます。最近のクラウド型給与計算ソフトは、法律改正への自動対応や、マイナンバー管理、電子申告まで、あらゆる面でサポートしてくれます。
本記事では、法人・個人事業主向けの主要な給与計算ソフト12選を徹底比較します。機能、価格、使いやすさ、サポート体制など、複数の観点から評価し、あなたの企業に最適な給与計算ソフト選びの参考になります。
この記事を読めば、以下のことがわかります:
- 給与計算ソフトの基本的な機能と導入メリット
- 給与計算ソフトを選ぶ際の重要なポイント
- 主要12サービスの詳細な比較情報
- 従業員規模や業種に応じたおすすめの選び方
給与計算ソフトとは
給与計算ソフトの基本機能
給与計算ソフトとは、従業員の給与計算を自動化し、関連する事務作業を効率化するためのソフトウェアです。主な機能として、以下のようなものがあります。
給与計算機能
基本給、手当、残業代、通勤手当などの支給項目と、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税、住民税などの控除項目を自動計算します。社会保険料の算定基準変更や、税制改正にも自動対応します。
支給明細作成機能
計算結果に基づき、支給明細書を自動作成します。PDF出力やメール送信機能を持つサービスも多く、ペーパーレス化にも貢献します。
**年末調整機能」
従業員から提出された給与所得者の扶養控除等申告書や、保険料控除証明書などの情報を管理し、年末調整計算を自動化します。電子申告にも対応したサービスもあります。
**社会保険手続き機能」
健康保険・厚生年金の被保険者資格取得・喪失手続きや、雇用保険の被保険者資格取得・喪失手続きなどの書類作成をサポートします。
給与計算ソフトを導入するメリット
給与計算ソフトを導入することで、以下のようなメリットが得られます。
作業時間の大幅な削減
手作業で数時間かかっていた給与計算が、ソフト導入により数分で完了します。従業員数が増えるほど、その効果は大きくなります。
計算ミスの防止
複雑な社会保険料や税金の計算を自動化することで、人的ミスを大幅に削減できます。計算ミスによる過払いや未払いを防ぎ、労使トラブルを回避できます。
**法令改正への自動対応」
健康保険料率の変更や、税制改正などの法令改正に自動対応します。法改正のたびに計算式を修正する手間がなくなります。
**セキュリティの向上」
給与情報は機密性の高いデータです。クラウド型給与計算ソフトは、高度なセキュリティ対策を講じており、紙の帳簿やExcelファイルよりも安全に管理できます。
給与計算ソフトの選び方
給与計算ソフトを選ぶ際は、以下のポイントを確認することが重要です。
1. 従業員規模への対応
まず、自社の従業員規模に対応しているか確認しましょう。
小規模企業(1〜30名程度)
多くのサービスで、小規模企業向けの低価格プランが用意されています。機能もシンプルで、基本的な給与計算機能があれば十分な場合が多いです。
中規模企業(31〜100名程度)
人事評価システムとの連携や、複雑な給与体系への対応など、高度な機能が必要になるケースがあります。スケーラビリティのあるサービスを選びましょう。
大規模企業(101名以上)
多数の従業員データを管理する機能や、グループ会社の一元管理、細かな権限設定など、エンタープライズレベルの機能が必要です。
2. 給与計算の自動化レベル
給与計算のどの部分まで自動化できるか確認しましょう。
**勤怠データとの連携」
タイムカードや勤怠管理システムと連携し、勤怠データを自動的に取り込めるか確認します。残業代の計算を自動化できます。
**自動計算の範囲」
社会保険料、税金、住民税などが自動計算されるか、また、計算式のカスタマイズができるか確認します。独自の給与体系がある場合は、カスタマイズ性が重要です。
3. 社会保険・税務手続きの対応
社会保険や税務に関連する手続きに対応しているか確認しましょう。
**年末調整・法定調書」
年末調整計算や、法定調書の作成・電子申告に対応しているか確認します。税理士署への提出をサポートしてくれるサービスもあります。
**社会保険手続き」
被保険者資格取得・喪失などの手続き書類作成に対応しているか、また、電子申請への対応状況も確認しましょう。
4. 操作性とサポート
日々の運用をスムーズに行うため、操作性とサポート体制も重要です。
**UI/UXの使いやすさ」
無料トライアルを活用して、実際に操作してみることをおすすめします。直感的に操作できるか、給与計算の流れがスムーズか確認しましょう。
**サポート体制」
電話サポート、チャットサポート、メールサポートの有無と対応時間を確認します。給与計算は期限が厳密なため、迅速なサポートが受けられるか重要です。
**ヘルプ・マニュアルの充実度」
充実したマニュアルやFAQ、動画チュートリアルがあれば、自力で問題解決できるケースも増えます。
5. 他システムとの連携
すでに利用している他のビジネスツールと連携できるか確認しましょう。
**勤怠管理システム」
タイムカードや勤怠管理システムと連携できれば、勤怠データの自動取り込みが可能になり、入力作業を大幅に削減できます。
**会計ソフト」
給与データを会計ソフトに自動連携できれば、賃金勘定の仕訳入力を自動化できます。
**人事労務ソフト」
人事評価システムや採用管理システムなど、他の人事労務ツールとの連携可否も確認しましょう。
6. 料金体系
給与計算ソフトの料金は、従業員数別の月額制が一般的です。
**初期費用と月額費用」
初期費用がかかるか、月額費用のみか確認します。また、従業員数に応じて段階的に料金が上がるのか、一定人数ごとのパッケージ料金なのかも確認しましょう。
**オプション費用」
電子申告、年末調整、サポートなど、追加費用が発生する機能がないか確認します。
おすすめ給与計算ソフト12選
ここからは、おすすめの給与計算ソフト12選を詳しくご紹介します。各サービスの特徴、料金、メリット・デメリットを整理しています。
1. freee人事労務
freee人事労務は、クラウド会計ソフトで有名なfreeeが提供する人事労務管理サービスです。給与計算機能を含め、人事労務業務を一元管理できます。
概要・特徴
freee人事労務の最大の特徴は、freee会計やfreee勤怠とシームレスに連携できる点です。勤怠データを自動的に給与計算に反映し、計算結果を会計仕訳として自動連携できます。直感的なUIで、人事労務の知識がない方でも使いやすい設計になっています。
料金プラン
- スターター:月額2,980円(従業員1名まで)
- スタンダード:月額4,980円(従業員5名まで)
- プレミアム:月額9,800円(従業員30名まで)
- 従業員1名追加ごとに月額300円〜 ※2ヶ月間無料トライアルあり
メリット
- freeeシリーズとの連携:勤怠・会計と一元管理
- 使いやすいUI:人事労務初心者でも操作可能
- 自動化機能が充実:勤怠連携から会計仕訳まで自動化
デメリット
- 大規模企業向け機能は弱い:100名以上の企業には別途検討が必要
- 給与計算のカスタマイズ性:独自の給与体系への柔軟性は限定的
こんな人におすすめ
- freee会計・freee勤怠を利用している企業
- 人事労務初心者の企業
- 小〜中規模企業
2. マネーフォワード クラウド給与
マネーフォワード クラウド給与は、マネーフォワードが提供するクラウド型給与計算ソフトです。電子申告対応や年末調整機能に強みがあります。
概要・特徴
マネーフォワード クラウド給与の強みは、年末調整と電子申告の対応です。年末調整の計算から法定調書の作成、電子申告までワンストップで行えます。また、マイナンバー管理機能も充実しており、法令対応に不安がある方にも安心です。
料金プラン
- ベーシック:月額2,178円(従業員1名まで)
- スタンダード:月額4,378円(従業員5名まで)
- プロフェッショナル:月額8,778円(従業員30名まで)
- 従業員1名追加ごとに月額200円〜 ※1ヶ月間無料トライアルあり
メリット
- 年末調整・電子申告が充実:年末調整から法定調書作成まで対応
- マイナンバー管理:安全なマイナンバー管理機能
- マネーフォワードシリーズとの連携:会計・勤怠と一元管理
デメリット
- 大規模企業向け機能は弱い:100名以上の企業には不向き
- UIが少し複雑:freeeに比べると操作感が少し複雑
こんな人におすすめ
- 年末調整の効率化をしたい企業
- マネーフォワード会計を利用している企業
- 法令対応を重視する企業
3. ジョブカン給与計算
ジョブカン給与計算は、勤怠管理で有名なジョブカンシリーズの給与計算ソフトです。ジョブカン勤怠との連携に強みがあります。
概要・特徴
ジョブカン給与計算の最大の特徴は、ジョブカン勤怠とのシームレスな連携です。勤怠データを自動的に給与計算に反映し、残業代の計算を完全自動化できます。また、シリーズ共通のシンプルなUIで、学習コストが低いのも魅力です。
料金プラン
- ライト:月額2,000円(従業員1名まで)
- スタンダード:月額4,000円(従業員5名まで)
- プレミアム:月額8,000円(従業員30名まで)
- 従業員1名追加ごとに月額200円〜 ※1ヶ月間無料トライアルあり
メリット
- ジョブカン勤怠との連携:勤怠データを自動連携
- シンプルなUI:シリーズ共通で使いやすい
- 安価な料金設定:業界最安値クラス
デメリット
- 単体機能は限定的:他社製品に比べると機能がシンプル
- 年末調整はオプション:別途費用が必要
こんな人におすすめ
- ジョブカン勤怠を利用している企業
- シンプルな給与計算で十分な企業
- コストを抑えたい企業
4. 弥生給与計算
弥生給与計算は、会計ソフトで有名な弥生が提供する給与計算ソフトです。パッケージ版とクラウド版の両方を展開しています。
概要・特徴
弥生給与計算の強みは、税務申告への対応です。税理士事務所での採用実績も多く、専門家からの信頼が厚いサービスです。パッケージ版とクラウド版でデータを移行できるため、ビジネスの成長に合わせて切り替え可能です。
料金プラン
【クラウド版】
- セルフ:月額1,078円(従業員1名まで)
- ベーシック:月額2,178円(従業員5名まで)
- プレミアム:月額4,378円(従業員30名まで)
- 従業員1名追加ごとに月額200円〜
【パッケージ版】
- やよいの給与計算24:16,500円(買切)
メリット
- 税務申告機能が充実:税理士も使うレベルの機能
- パッケージ版との選択可能:買い切りで安く済ませることも
- 年末調整が充実:法定調書の作成まで対応
デメリット
- UIが少し古めかしい:他のクラウドサービスに比べるとデザインが古い
- クラウド版は機能が限定的:パッケージ版に比べると機能が劣る
こんな人におすすめ
- 税務申告機能を重視する企業
- 弥生会計を利用している企業
- パッケージ版でコストを抑えたい企業
5. YAYOI 給与計算
YAYOI 給与計算は、日本の中小企業に圧倒的なシェアを持つ会計ソフトメーカーが提供する給与計算ソフトです。
概要・特徴
YAYOI 給与計算の強みは、使い慣れた方や税理士が多いことです。長年の実績により、多くの税理士事務所で採用されており、税理士にデータをそのまま渡せるメリットがあります。また、パッケージ版とクラウド版でデータを移行できるため、ビジネスの成長に合わせて切り替え可能です。
料金プラン
【クラウド版】
- おトクなプラン:月額880円(従業員1名まで)
- ひとりじめプラン:月額1,485円(従業員5名まで)
- みんなでプラン:月額2,750円(従業員30名まで)
- 従業員1名追加ごとに月額100円〜
【パッケージ版】
- やよいの給与計算24:16,500円(買切)
メリット
- 税理士が使い慣れている:多くの税理士事務所で採用実績あり
- パッケージ版との選択可能:買い切りで安く済ませることも
- 低価格なクラウドプラン:業界最安値クラス
デメリット
- クラウド版は機能が限定的:パッケージ版に比べると機能が劣る
- UIが少し古い:モダンなデザインを求める方には物足りない
こんな人におすすめ
- コストを抑えたい企業
- 税理士にデータを渡したい企業
- YAYOI製品を利用している企業
6. SmartHR
SmartHRは、人事労務業務のデジタル化に特化したクラウドサービスです。雇用契約の手続きから社会保険手続きまで、幅広い業務をカバーしています。
概要・特徴
SmartHRの最大の特徴は、電子申請への対応です。健康保険・厚生年金の被保険者資格取得・喪失手続きや、雇用保険の手続きなどを、オンラインで完結できます。書類の郵送や窓口への訪問が不要になり、大幅な業務効率化が図れます。
料金プラン
- スタータープラン:月額5,000円(従業員10名まで)
- スタンダードプラン:月額12,000円(従業員30名まで)
- プレミアムプラン:要問合せ
- 従業員1名追加ごとに月額300円〜 ※14日間無料トライアルあり
メリット
- 電子申請に完全対応:社会保険手続きをオンラインで完結
- 使いやすいUI:直感的な操作で人事労務初心者にも優しい
- 多数の連携サービス:会計ソフト、勤怠管理システムなどと連携
デメリット
- 給与計算機能は別途:給与計算はオプションまたは連携サービス
- 高価格:他社製品に比べると高価格
こんな人におすすめ
- 社会保険手続きを効率化したい企業
- 電子申請を活用したい企業
- 人事労務業務を一元管理したい企業
7. HRDesk
HRDeskは、株式会社HRDeskが提供する人事労務クラウドサービスです。給与計算を含め、人事労務業務全般をカバーしています。
概要・特徴
HRDeskの特徴は、給与計算から人事評価、勤怠管理まで、人事労務業務を一元的に管理できる点です。従業員ポータル機能も充実しており、従業員自身が情報を確認・更新できる仕組みも整っています。
料金プラン
- ベーシック:月額15,000円(従業員30名まで)
- スタンダード:月額25,000円(従業員100名まで)
- プレミアム:要問合せ ※1ヶ月間無料トライアルあり
メリット
- 人事労務業務を一元管理:給与計算から人事評価まで
- 従業員ポータルが充実:従業員セルフサービス機能
- カスタマイズ性が高い:独自の人事制度にも対応
デメリット
- 高価格:小規模企業には割高
- 導入に時間がかかる:初期設定が複雑な場合がある
こんな人におすすめ
- 人事労務業務を一元管理したい企業
- 従業員ポータルを導入したい企業
- 中規模以上の企業
8. jinjer(ジンジャー)
jinjerは、株式会社ネオキャリアが提供する人事労務クラウドサービスです。給与計算、勤怠管理、人事評価など、人事労務業務全般をカバーしています。
概要・特徴
jinjerの最大の特徴は、人事労務業務をワントーンで完結できる点です。給与計算、勤怠管理、人事評価、採用管理など、すべての機能がシームレスに連携します。また、スマホアプリも充実しており、外出先でも勤怠打刻や承認が可能です。
料金プラン
- 給与計算のみ:月額15,000円(従業員30名まで)
- オールインワン:月額30,000円(従業員30名まで)
- 従業員1名追加ごとに月額300円〜 ※2週間無料トライアルあり
メリット
- オールインワン:人事労務業務をすべてカバー
- スマホアプリが充実:外出先でも業務可能
- シンプルなUI:人事労務初心者でも使いやすい
デメリット
- 給与計算単体では割高:他社製品に比べると高価格
- 機能が多すぎる:給与計算だけなら機能過多な場合も
こんな人におすすめ
- 人事労務業務を一元管理したい企業
- スマホでの業務活用をしたい企業
- 中規模以上の企業
9. カプライト
カプライトは、株式会社ディーシェが提供する給与計算クラウドサービスです。税理士事務所との連携に強みがあります。
概要・特徴
カプライトの最大の特徴は、税理士事務所との連携機能です。税理士が直接アクセスして確認・修正できる仕組みになっており、スムーズな協業が可能です。また、年末調整機能も充実しており、法定調書の作成まで対応しています。
料金プラン
- スタータープラン:月額2,000円(従業員1名まで)
- スタンダードプラン:月額5,000円(従業員10名まで)
- プレミアムプラン:月額10,000円(従業員50名まで)
- 従業員1名追加ごとに月額100円〜 ※30日間無料トライアルあり
メリット
- 税理士との連携が容易:税理士が直接アクセス可能
- 年末調整が充実:法定調書の作成まで対応
- 安価な料金設定:小規模企業にも導入しやすい
デメリット
- 単体機能はシンプル:給与計算以外の機能は限定的
- 知名度が低い:導入事例が比較的少ない
こんな人におすすめ
- 税理士と連携したい企業
- 年末調整機能を重視する企業
- 小規模企業
10. ロジカル人事労務
ロジカル人事労務は、株式会社ロジカル・プロダクツが提供する人事労務クラウドサービスです。給与計算を含め、人事労務業務全般をカバーしています。
概要・特徴
ロジカル人事労務の特徴は、給与計算から労務管理まで、幅広い業務をカバーしている点です。特に労務管理機能が充実しており、労働基準法への対応、36協定の管理など、法令遵守のサポートが手厚いです。
料金プラン
- 給与計算パック:月額10,000円(従業員30名まで)
- オールインワンパック:月額20,000円(従業員30名まで)
- 従業員1名追加ごとに月額200円〜 ※1ヶ月間無料トライアルあり
メリット
- 労務管理機能が充実:法令遵守のサポートが手厚い
- オールインワン:人事労務業務をすべてカバー
- 適正な価格設定:機能に対してコスパが良い
デメリット
- UIが少し古めかしい:他のサービスに比べるとデザインが古い
- 知名度が低い:導入事例が比較的少ない
**こんな人におすすめ」
- 労務管理を強化したい企業
- 法令遵守を重視する企業
- 人事労務業務を一元管理したい企業
11. Money Forward 人事労務
Money Forward 人事労務は、マネーフォワードが提供する人事労務クラウドサービスです。給与計算を含め、人事労務業務全般をカバーしています。
概要・特徴
Money Forward 人事労務の最大の特徴は、マネーフォワードシリーズとの連携です。給与計算、勤怠管理、経費精算、会計などのデータを一元管理できます。また、従業員ポータル機能も充実しており、従業員自身が情報を確認・更新できます。
料金プラン
- ベーシック:月額10,000円(従業員30名まで)
- スタンダード:月額20,000円(従業員100名まで)
- プレミアム:要問合せ ※1ヶ月間無料トライアルあり
メリット
- マネーフォワードシリーズとの連携:給与・勤怠・経費・会計を一元管理
- 従業員ポータルが充実:従業員セルフサービス機能
- データの一元管理:すべての人事労務データを統合管理
デメリット
- 高価格:小規模企業には割高
- 給与計算単体では割高:他社製品に比べると高価格
**こんな人におすすめ」
- マネーフォワードシリーズを利用している企業
- 人事労務業務を一元管理したい企業
- 中規模以上の企業
12. PCA給与計算
PCA給与計算は、PCA株式会社が提供する給与計算ソフトです。パッケージ版とクラウド版の両方を展開しています。
概要・特徴
PCA給与計算は、業務パッケージソフトとして長い歴史を持つサービスです。給与計算だけでなく、人事管理、勤怠管理など、バックオフィス全体をカバーするラインナップが特徴です。既存のPCA製品との連携もスムーズで、統合的な業務管理が可能です。
料金プラン
- クラウド版:月額5,000円(従業員30名まで)
- パッケージ版:要問合せ ※詳細は要問合せ
メリット
- 豊富な製品ラインナップ:人事労務業務全体をカバー
- 既存システムとの連携:PCA製品同士はシームレスに連携
- カスタマイズ性が高い:業種特化型のソリューションも提供
デメリット
- UIが業務システム的:モダンなデザインではない
- 導入に専門知識が必要:初期設定が複雑な場合がある
**こんな人におすすめ」
- PCA製品を既に利用している企業
- 人事労務業務全体を管理したい企業
- 大規模企業
給与計算ソフト比較表
| サービス名 | 対象 | 月額料金(従業員5名) | 勤怠連携 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| freee人事労務 | 小〜中規模 | 4,980円〜 | ◎ | freeeシリーズとの連携 |
| マネーフォワード | 小〜中規模 | 4,378円〜 | ◎ | 年末調整・電子申告 |
| ジョブカン給与計算 | 小〜中規模 | 4,000円〜 | ◎ | ジョブカン勤怠との連携 |
| 弥生給与計算 | 小〜中規模 | 2,178円〜 | ○ | 税務申告機能が充実 |
| YAYOI給与計算 | 小〜中規模 | 1,485円〜 | ○ | 低価格・パッケージ版あり |
| SmartHR | 中〜大規模 | 12,000円〜 | ○ | 電子申請に対応 |
| HRDesk | 中〜大規模 | 25,000円〜 | ◎ | 人事労務業務を一元管理 |
| jinjer | 中〜大規模 | 30,000円〜 | ◎ | オールインワン |
| カプライト | 小〜中規模 | 5,000円〜 | △ | 税理士との連携 |
| ロジカル人事労務 | 中規模 | 20,000円〜 | ○ | 労務管理機能が充実 |
| Money Forward人事労務 | 中〜大規模 | 20,000円〜 | ◎ | マネーフォワードシリーズ連携 |
| PCA給与計算 | 中〜大規模 | 5,000円〜 | ○ | 業務パッケージ連携 |
目的別おすすめ
小規模企業(1〜10名)向け
従業員数が少ない企業の場合、シンプルで低価格なサービスで十分な場合があります。
おすすめ:YAYOI給与計算、ジョブカン給与計算、弥生給与計算
小規模企業の場合、高機能なサービスはオーバースペックになることが多いです。YAYOI給与計算は、月額1,485円から利用でき、コストパフォーマンスが最も優れています。ジョブカン給与計算は、ジョブカン勤怠を利用している場合に最適です。弥生給与計算は、税務申告機能が充実しており、将来的な拡大も見越せる選択肢です。
中規模企業(11〜50名)向け
中規模企業の場合、人事労務業務の効率化とスケーラビリティを両立する必要があります。
おすすめ:freee人事労務、マネーフォワード クラウド給与
中規模企業の場合、従業員数の増加や業務の複雑化に対応できるスケーラビリティが必要です。freee人事労務は、勤怠・会計との連携により、業務全体の効率化が図れます。マネーフォワード クラウド給与は、年末調整機能が充実しており、年末の繁忙期を大幅に削減できます。
大規模企業(51名以上)向け
大規模企業の場合、高度な機能とセキュリティ、そしてサポート体制が重要です。
おすすめ:HRDesk、jinjer、SmartHR
大規模企業の場合、従業員ポータル機能や細かな権限設定、労務管理機能など、高度な機能が必要です。HRDeskは、人事労務業務全体を一元管理でき、従業員ポータルも充実しています。jinjerは、オールインワンの機能により、人事労務業務をすべてカバーできます。SmartHRは、電子申請対応に強みがあり、社会保険手続きを効率化できます。
勤怠連携を重視する場合
勤怠管理システムと連携し、給与計算を完全自動化したい場合におすすめです。
おすすめ:freee人事労務、ジョブカン給与計算
勤怠データを自動連携できれば、残業代の計算を完全自動化できます。freee人事労務は、freee勤怠とのシームレスな連携が可能です。ジョブカン給与計算は、ジョブカン勤怠との連携により、正確な給与計算が可能です。
税務・年末調整を重視する場合
年末調整や電子申告を効率化したい場合におすすめです。
おすすめ:マネーフォワード クラウド給与、カプライト
年末調整機能が充実しており、法定調書の作成まで対応しています。マネーフォワード クラウド給与は、年末調整から電子申告までワンストップで行えます。カプライトは、税理士との連携機能があり、スムーズな協業が可能です。
まとめ
本記事では、給与計算ソフト12選を徹底比較しました。
給与計算ソフトは、給与計算の自動化だけでなく、年末調整、電子申告、社会保険手続きなど、人事労務業務全体を効率化するツールです。自社の従業員規模、必要な機能、既存システムとの連携などを考慮して、最適なサービスを選びましょう。
選び方のポイントまとめ:
- 小規模企業なら:YAYOI給与計算、ジョブカン給与計算がおすすめ
- 中規模企業なら:freee人事労務、マネーフォワード クラウド給与がおすすめ
- 大規模企業なら:HRDesk、jinjer、SmartHRがおすすめ
- 勤怠連携重視なら:freee人事労務、ジョブカン給与計算がおすすめ
- 税務・年末調整重視なら:マネーフォワード クラウド給与、カプライトがおすすめ
最後に、給与計算ソフトは一度導入すると乗り換えが大変なツールです。無料トライアル期間を有効活用し、自社に本当に合うソフトを見つけてください。
注意点:本記事に記載されている料金プラン・機能情報は2026年2月現在の情報です。各サービスの料金は変更される場合があります。最新の情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
本記事が、あなたの給与計算ソフト選びの参考になれば幸いです。